恵那たんぽぽ福祉工場は、恵那たんぽぽ作業所で長く仕事や生活について学習してきた人たちが、一般就労に近い形で働ける場所として2003(平成15)年に開所。その後、2006年より就労継続支援A型事業所となりました。
作業能力はあっても何らかの理由で一般企業に就職できない人たちを中心に、対人関係や健康管理など各自の問題改善に取り組みながら、その人が生まれた地域で働けることを目的としています。
名 称 | 恵那たんぽぽ福祉工場 |
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事業内容 | 就労継続支援A型 |
定員数 | 25名 |
所在地 | 岐阜県恵那市大井町2716-168 〒509-7201 |
連絡先 | TEL.0573-20-2415/FAX.0573-20-2417 |
アクセス | JR恵那駅および明知鉄道恵那駅より車で7分 恵那ICより車で5分 |
この事業所で働く人たちは、雇用契約を結び、従業員となります。そして、給料は県の最低賃金以上が保障されています。そこが就労継続支援B型などとの大きな違いで、就労時間も長くなります。しかし、一般就労とは違い、福祉的支援を受けながら働くことができます。
従業員の中には一般就労を目指している人もいます。そのため、職場は全員が対等であり、職員も同じ役割を果たすことで、一般企業における上司、同僚との人間関係が学べる場としています。
スペイン式石窯を導入して2003(平成15)年にオープンしたパン工房および軽食レストランです。パンの製造から販売、店舗での接客や商品の陳列、サラダの盛りつけなど簡単な調理が仕事になります。
パン工房の仕事は早朝4時からスタート。その日の天気や湿度、材料などを見極めて調整する仕込みは熟練の職人が行いますが、成形から焼き、新作パンの開発などは皆で行います。従業員はいつか自分たちだけでパンが焼くことが目標です。
店舗で働く人にはユニフォームがあります。従業員は喫茶サービス技能をアビリンピック(職業技能大会)に出場して磨いています。レストランはモーニングが大人気で、お客さんが混み合ってくると慌ててしまうこともありますが、毎日笑顔での接客に努めています。
隣接する石窯パン工房で販売している惣菜や弁当を作っています。また、注文を受けて折弁当やオードブル、福祉工場の給食もここで作ります。従業員は包丁使いだけでなく、惣菜の味付けも任されており、お客様の反応を何より楽しみにしています。
椎茸栽培の菌床ブロックを作る工場で、ブロックを成形して種菌を打つ「仕込棟」と、菌打ちしたブロックを寝かせておく「培養棟」からなります。ここではA型の従業員が作業のほとんどをこなしており、現在は従業員5名と職員1名で1日800個近い菌床を生産しています。
菌床椎茸をハウスで育て、収穫、選別、出荷までを行っています。年間を通じて温度・湿度の管理が難しい仕事ですが、“収穫した椎茸はすべてお金にできる椎茸づくり”をモットーに頑張っています。
また、安心・安全な椎茸づくりにも尽力しています。冬季はなめこ、ひらたけも生産しています。
■【様式2-1】スコア公表様式 【様式2-2】スコア公表様式(実績)