恵那たんぽぽ作業所の開所から10年、入所者の高齢化を見据え、医療的ケアを要する人や身体機能が低下した人が快適に暮らせる場所として1995(平成7)年に開所したのがアメニティーハウス・エナです。
近年は施設入所支援の若い人も増え、10代から80代までの幅広い世代が助け合いながら暮らしています。
どんなに重い障がいがあっても、自分の人生を豊かに健康に生き抜くことをモットーに、生涯現役を目指しています。
名 称 | アメニティーハウス・エナ |
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事業内容 | 生活介護/施設入所支援 |
定員数 | 入所30名/ショートステイ2名 |
所在地 | 岐阜県恵那市長島町久須見1083-35 〒509-7206 |
連絡先 | TEL.0573-26-4356/FAX.0573-26-5827 |
アクセス | JR恵那駅および明知鉄道恵那駅より車で7分 恵那ICより車で5分 |
椎茸栽培の作業。仕事の習慣化、仲間との共同作業による連帯感、危険から身を守る意識などを育てます。
施設内清掃班は食堂やホール、トイレなどを毎日清掃してお給料をもらいます。
季節の行事のほかに、食べ物の屋台やお菓子・日用品などを販売する「特売」を毎月2日間にわたり開催。自分で稼いだお給料で食事や買い物を楽しみます。
生活のマナーなどを学ぶ「学習会」、コーラスを楽しむ「音楽の日」も定例の活動です。クラブ活動としては、和太鼓チームがあります。
アメニティーハウス・エナは、各部屋を広いホールでつなぐことで、声を掛け合ったり、一緒にテレビを見たり、交流しやすい雰囲気を作っています。
また、ホールには1階2階をつなぐ大きな階段があり、居室の入り口にはあがりかまちを設けるなど、あえてバリアフリー化はしていません。高齢者を対象に設計された施設ですが、手すりなどを使って足を上げて歩くことで、筋力を保ち自分で生活する力を養っています。
各居室は洋室、畳の和室、トイレ付き個室などそれぞれ構造が異なり、できるだけその人の個性や好みに合った部屋割をするようにしています。
ホールの階段を上り下りして毎日運動している人もいます。
洗濯物を干すのも自分たちでやっています。